ADHD(注意欠陥多動性障害)の生徒さんはどうサポートしましょう?
解説します!
※あくまで一例として紹介します。
はじめに | 「ADHD」と呼ばれる「注意欠陥多動性障害」。 近年よく耳にするようになったこの特性について、不登校専門個別指導ティントルの 不登校心理相談士の資格を持ったスタッフが徹底解説します。 |
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特性 | 「不注意」と「多動・衝動性」を主な特性とする発達障害です。 発達年齢に比べて、落ち着きがない、待てない、注意が長続きしない、作業ミスが多い、行動を切り替えられないという傾向があります。 次々と周囲の物に関心を持ち、周囲のペースよりもエネルギッシュに取り組むことが多く、多趣味な人が多いです。 多動性ー衝動性と不注意の両方が認められる場合や、どちらか一方が認められる場合があります。 |
配慮のポイント | 本人をよく知る家族や専門家にサポートのコツを聞き、 ストレスケアや、適応行動ができたことへの評価をこまめに行うことが重要となります。 「やり忘れ」の予防として、簡潔にわかりやすい言葉で1つずつ説明したり、 今自分がやることをToDoリストを作って明確に提示することで、やり忘れを防ぐことができます。 |
支援 | 学習・生活面での支援では周りの物に注意が向かってしまうので、集中できる環境づくりをしましょう。 本人の好きな遊び道具を片づけたり、テレビを消したりすることで、周りに意識がいかないように心がけてください。 また、集中する時間は短く設定し、休憩のタイミングなども先に設定して、1日のスケジュールを組んであげましょう。 その日にやるべきことを可視化して見通しを立てられるようにすることが重要です。 行動を切り替えることが苦手なので、意に反したことで癇癪を起したりすることも多いです。 そんな時、「なんでそんなことしたんだ!」や「どうしてそんなに○○なの・・・」などのマイナスな言葉をかけたり、 感情的な反応をぶつけてしまうかもしれません。 ADHDのことを知り、増やしたい行動や減らしたい行動を整理してあげることで、うまくほめながら良い行動に導いていきましょう。 本人も親御さんも一人で問題をため込むのではなく、親同士のつながりや心の支えを作り、 お悩みを相談できる場所を作りましょう。 |
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