情緒混乱

情緒混乱による不登校の子の対応例

※生徒一人一人に合わせていきますが、あくまで一例として紹介します。

不登校開始期 まじめで頑張り屋さんに多いパターンで、学校に対する不安から自信を持てなくなり不登校が始まります。行き渋りのサインが始まったときは本人の限界の合図なので、無理に学校へ行かせるなどの声掛けはNGです。今まで頑張ってきたことを認めてあげて、休息を取るように促しましょう。 不登校である現状を受け入れられない子が多く、周りを頼ったり原因を話したがらない事が多いです。関わり方としては、充電期間であることを伝えて、学校や学習以外の日常会話で話す機会を増やしましょう。担当としても、過去の努力を認めてあげることや、関係づくりをメインで行っていきます。
完全不登校期 登校する意思はあるが、登校の時間になると不安や自責の念が強くなり身体症状が出てくることが多いですが、学校が終わる時間になると登校への不安が軽減されることで活動的になります。昼夜逆転が起こるケースが多いので、日常会話が減ることで自分の殻に閉じこもってしまうので注意しましょう。担当からは、今までの人生での失敗や躓きがあることを伝えて、みんな経験することだと伝えていきます。
緩和期 登校時間に出ていた身体症状が緩和してきます。その中で本人がぼんやりと学校や将来について漠然と考えだしてくる時期です。本人が話をしてくれた場合は色々な選択肢があることを伝えて、本人の意思を尊重しましょう。あくまで本人の気持ちが第一ですが、親御さんも一緒に進んでいこうといった考えで関わってもらうようにご協力いただきます。個別指導では学力補充や欠席期間の抜けている穴を塞いで行きます。個別カリキュラムでは、昼夜逆転を無くすように少しずつ学習習慣を付けるように組んでいきます。
回復期 身体症状は回復し生活リズムも次第に戻ってきます。学習習慣や授業の遅れは個別指導と自宅学習でカバーしていきます。担当は今後に向けてどうしていくかを本人と話し合い、段階をおって進めていきます。急に行動を増やすと、本人の性質上、再度不安や責任感で潰れてしまう場合があるので、小さいステップで進めていくことを本人に伝えて、一緒に頑張っていくことを伝えます。
完全登校期 生活リズム・精神状態は回復し、再登校のチャンスです。しかし、注意すべき点は学校の人間との対人コミュニケーションです。登校回数は一気に増やすのではなく、慣らし登校から始めて、学校内では仲のいい友人に協力してもらい登下校や授業外での関りを持ってもらうように協力を促しましょう。
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