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相手に伝えるときの工夫【Iメッセージとは】

伝え方には色々な種類があります

相手に何かを伝える時には「Iメッセージ」と「youメッセージ」というものがあります。
皆さんは聞いたことありますか?

Iメッセージは主語がI(私)でyouメッセージは主語がyou(あなた)です。

Iメッセージとyouメッセージの例

母「(あなたも)洗濯物畳んで~」youメッセージ
母「洗濯物畳んでくれると(私は)嬉しい」Iメッセージ

母「(あなたは)なんでお願いしたことが出来ないの!」youメッセージ
母「お願いしたことをやってくれると(私は)嬉しいなぁ~」Iメッセージ

母「(あなたは)早く帰ってきなさい」youメッセージ
母「早く帰って来てくれると(私は)安心だなぁ~」Iメッセージ

などのyouメッセージは相手に命令する自分の考えを押し付ける等の印象を相手に与える可能性があります。
この話し方をしてしまうと本人は「そんなことばっかり言うなら話したくない」と関わること自体嫌がり、親子間の関係が悪化してしまう可能性も考えられます。

伝え方一つで相手の反応が変わる

Iメッセージでは、あくまで自分の気持ちを伝えているので、同じ内容を伝えるにも伝わり方がマイルドになります。

親子間でも気持ちは言葉に出さないと伝わらないものです。
心配をしているが故に話してしまっても、相手には心配という意図が伝わらずに煩わしく感じてしまうケースもあります。

また、本人にとって自分の行動で相手が喜んだり安心したり評価してくれる経験は、承認欲求を刺激し自己肯定感を育みます。
自己肯定感が低下すると、本人が自分から何かを始めることに抵抗感を覚えてしまい、次第に消極的になってしまいます。

Iメッセージを使用することで、親御さんの純粋な気持ちを本人も理解することが出来るのですれ違いも起こりにくいです。
また、本人に話してもらう時にも言語化が難しい「嬉しい・安心・難しい・辛い・不安」等の感情を聞くことで、相手の状況が理解できることがあります。

Iメッセージを使って、相手に伝えたい内容を伝えやすくしてみましょう。

※生徒一人一人に合わせていきますが、あくまで一例として紹介します。

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