小学2年生
小学2年生6月
もともと学習に対する嫌悪感が強く、学校から出される宿題にもなかなか取り組むことができない状態でした。
また、勉強だけではなく、学校で黒板の内容を書き写す「板書」も苦手で、学習面以外でも学校生活の中でストレスを感じることがありました。
学校をお休みする期間が長くなることで、さらに学習の遅れが大きくなってしまうことも心配されていました。
一方で、ただ勉強をさせるのではなく、本人が少しでも楽しさを感じながら、無理なく学習に向かえるようになってほしいという思いがありました。
保護者の方が特に心配されていたのは、「利用を始めても、本人が継続して取り組めるのか」ということでした。
もともと勉強に対する苦手意識が強かったため、一般的な学習指導ではなく、本人が「これなら続けられそう」と思えるような関わり方が必要だと考えていました。
また、学習面だけではなく、将来的に本人が社会の中で自立して生活していけるようになってほしいという願いもありました。
ティントルが大切にしている「自立した子を育てる」という考え方に共感していただいたことが、入会の大きなきっかけとなりました。
勉強を教える講師だけではなく、講師以外のサポートチームも本人やご家庭に関わりながら支えていく体制についても安心していただき、利用をスタートしました。
不登校になってからまだ1~2か月ほどだったこともあり、最初は学校の学習進度に合わせて指導を進めました。
ただし、現在学校で学んでいる内容だけを進めるのではなく、学習の中で過去に苦手だったところや、理解が十分でないところが見つかった場合には、その部分にも戻って指導を行いました。
算数を中心に学習を進めながら、本人が「分からないまま先に進んでしまう」ことがないよう、必要に応じて過去の内容も確認しながら学習を進めました。
その後、入会後に受けた検査によって、学習障害の診断があり、医師から視覚認知機能のトレーニングを進められたことで、検査結果を踏まえ、それまでの学習指導から、本人に必要な視覚認知のトレーニングへと指導内容を変更。
現在は専用の教材を使用しながら、本人に合った学び方でトレーニングを行っています。
本人が安心して先生と関われることを大切にし、学習だけに限定しないコミュニケーションの時間も作りました。
本人は初めて会う人と話すときには少し恥ずかしがる性格ですが、慣れてくると明るく、たくさん話をしてくれるタイプです。
そのため、授業の中でも勉強だけを話題にするのではなく、「最近楽しかったこと」など、本人が話しやすい話題について話す時間を作っています。
また、検査後に指導内容が視覚認知のトレーニングへ変わった際には、それまで講師が普段使用していなかった教材を使う必要がありました。
そこで、教材の使い方や指導方法について講師にも共有し、検査結果に基づいたトレーニングを継続できるようにしました。
本人は、初対面では恥ずかしさからなかなか話せない一方、慣れてくると明るく話すことができる性格でした。
そのため、無理に会話を引き出すのではなく、まずは先生との時間そのものに慣れてもらうことを大切にしました。
また、「勉強が嫌い」という本人の気持ちを無視して学習量を増やすのではなく、本人の特性や検査結果を踏まえて、必要な支援そのものを見直しました。
検査によって学習障害があることが分かった後は、「もっと勉強を頑張ろう」とするのではなく、本人が学習に取り組むために必要な視覚認知のトレーニングへと方向転換。
本人に合った方法を探しながら、学習への土台を整えていきました。
2年間(現在継続中)